Historia(副)
世界史とか神話とか哲学とか
2014年1月26日日曜日
【江戸文学】善悪二つの取物【子どもたちが屠殺ごっこをした話類話】
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メインブログで紹介したグリム童話の削除されたストーリー『 子どもたちが屠殺ごっこをした話類話 』。 これによく似た話が江戸時代の作家の 井原西鶴の推理小説『 本朝桜陰比事 』にある。 今日はその物語を紹介したい。 昔、京の町で7歳の子供が誤って9歳の子を小刀で刺して死な...
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2014年1月21日火曜日
【日本の妖怪】旧鼠(きゅうそ)
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旧鼠とは古いネズミ。ネズミが歳を取って齧歯類から妖怪にジョブチェンジしたものと思われます。 江戸時代に書かれた『 絵本百物語 』によれば、室町時代の文明年間(1469~1486年)、出羽国(現在の山形県と秋田県)の那曾和太郎(なそのわたろう)さんちの馬小屋にでかいネズミが棲み...
2013年12月29日日曜日
【キリスト教説話】天上の悦び【浦島太郎類話】
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ある坊さんが神に対して「天上の悦楽のうち最も小さいものを一つお示しください」と祈った。 するとこれまで見たことのない小鳥が飛んできて歌いだした。 小鳥が移動を始めたので、坊さんは小鳥について行って森の中に分け入っていった。 木に止まって歌う声に坊さんは聞き惚れた。 や...
2013年12月21日土曜日
【グリム童話】トゥルーデおばさん【グレートマザー】
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むかしむかしあるところに糞生意気な女の子がおりました。 わがままで親の言うことなど全く聞かない糞ガキでした。 ある日、女の子は両親にこう言いました。 「わたし、トゥルーデおばさんのところに行ってくるね。 変わった人で、珍しいものをたくさん持ってるんだって!」 そ...
2013年12月15日日曜日
【哲学】コウモリであるということ【思考実験】
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仕事でお世話になっている方にコウモリの研究者がいる。 生物学の研究者でありまた教育者でもある彼は、自然と人間の関わりを学ぶ様々な活動をしていて、身近に生息するコウモリを観察しようというワークショップに一度参加したことがある。 コウモリと一口に言っても様々な種類がいて、哺乳...
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