ある日、王質が石室山という山に木を伐りにいったところ、数人の童子が歌いながら碁を打っておった。
その対局があまりに面白かったので王質は時が経つのを忘れて見入ってしまった。
どのくらい忘れていたかというと、持っていた斧の柯(柄)が爛(くさ)ってしまうくらい。ちょw
慌てて山を下りたが、王質のことを知っている人はもう誰一人いなくなっていたそうな。
南朝梁の任昉著『述異記』より。
この言い伝えから、時が経つのを忘れるほど熱中することを爛柯という。
会社辞めて引きこもってネトゲでもやったら余裕で10年くらいはあっという間だろうなー。
〈参考資料〉
フリー百科事典Wikipedia
円環伝承 ~神話・民話・雑学のサイト~様
〈関連記事〉
【フランス説話】ギンガモール【浦島太郎類話】
【アメリカ文学】リップ・ヴァン・ウィンクル【浦島太郎類話】
【イギリス説話】ヘルラ王【浦島太郎類話】
【キリスト教説話】天上の悦び【浦島太郎類話】
スポンサードリンク
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿