2013年11月19日火曜日

【中国説話】爛柯(ランカ)【浦島太郎類話】

三国志より少し後の晋の時代、王質という木こりがおったそうな。

ある日、王質が石室山という山に木を伐りにいったところ、数人の童子が歌いながら碁を打っておった。

(Wikipediaより引用)

その対局があまりに面白かったので王質は時が経つのを忘れて見入ってしまった。
どのくらい忘れていたかというと、持っていた斧の柯(柄)が爛(くさ)ってしまうくらい。ちょw

慌てて山を下りたが、王質のことを知っている人はもう誰一人いなくなっていたそうな。


南朝梁の任昉著『述異記』より。

この言い伝えから、時が経つのを忘れるほど熱中することを爛柯という。
会社辞めて引きこもってネトゲでもやったら余裕で10年くらいはあっという間だろうなー。


〈参考資料〉
フリー百科事典Wikipedia
円環伝承 ~神話・民話・雑学のサイト~

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